朝日放送グループホールディングス株式会社は、8月5日(金)、大阪市福島区のほたるまち広場で、3年ぶりに夏恒例のイベント「中之島ウエスト 打ち水プロジェクト」を実施し、参加者にヒートアイランド現象の緩和などを呼びかけました。

会場の1つ「ほたるまち広場」
拡大
会場の1つ「ほたるまち広場」

この打ち水イベントは、朝日放送グループホールディングス(株)などが加盟する「中之島ウエスト・エリアプロモーション連絡会」が主催して毎年夏に行っていましたが、感染症拡大の影響で2019年以来となる、3年ぶり8回目の実施となりました。

2013年度より、ヒートアイランド現象の緩和と中之島ウエストエリアにお越しになる方々へ、おもてなしの意味を込め、当連絡会会員社と地元住民の方々が一体となった打ち水に取り組んできました。ビジネス街ならではのエコロジー&ホスピタリティで、エリア一体となっての取り組みを目指し、ほたるまち会場をはじめ、淀屋橋odona会場、中之島ダイビル/中之島三井ビルディング会場、中之島フェスティバルタワー/中之島フェスティバルタワー・ウエスト会場と合わせて「打ち水」を行いました。

司会を務める増田紗織ABCアナウンサー
拡大
司会を務める増田紗織ABCアナウンサー

「ほたるまち会場」では、司会の増田紗織ABCアナウンサーの「中之島 涼しくな~れ」の掛け声に続いて、参加者が「そぉ~れ!」と声を揃え一斉に打ち水を開始。 

効果実証のため打ち水前に計測した床面温度は37.0℃でしたが、打ち水後に再度計測した温度は34.2℃。参加した皆さんは、打ち水の効果を改めて確認するとともに、しばしの夏の涼を取っていました。

なお、この打ち水に使用した水は、河川からくみ上げた水と生活雑用水として使用されている高度処理水の2種類。とくに河川水を使用した打ち水の取り組みは国内でも珍しく、自然災害が多発する昨今、緊急時の河川水の利用なども視野に入れた取り組みとなっています。

朝日放送グループホールディングス(株)は、今後も近隣の皆さまとともに心地よい中之島の街づくりに協力しながら、地球環境と人の営みを大切にし、地域の方々の命と暮らしを守る企業グループを目指して参ります。