このたび、「朝日放送グループは、変化に対応しながら進化を続け、強力な創造集団として、社会の発展に寄与する」との経営理念に基づき、当社グループが優先して取り組むべき重要課題「マテリアリティ」を特定しました。特定したマテリアリティは8項目です。それぞれのマテリアリティに対して、具体的な取り組みも設定しています。
私たちを取り巻く事業環境はめまぐるしく変化し、サステナビリティの重要性はますます高まっています。特定したマテリアリティに対する取り組みを通じて、今後、当社グループのサステナビリティ戦略を強化していきます。そして、社会とともに成長し、より良い未来を次世代に引き継ぐことができるよう努めてまいります。
マテリアリティ |
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領域 |
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未来を創る人財を育てる |
ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進による組織活性化 |
人的 資本 |
コンテンツの力で豊かな明日を創造する |
世界に感動を届けるコンテンツや体験の提供 |
社会&事業 |
地球の健康を取り戻し次世代へつなぐ |
地球環境や生物多様性を守る情報発信 |
環境&事業 |
信頼されるメディアグループであり続ける |
メディアとしての公正、公平性の堅持 |
社会 |
人権を尊重しすべての人々が幸福に生きる社会をめざす |
人権への理解向上と人権侵害の防止 |
人権 |
ガバナンスを強化し持続的な成長を実現する |
コーポレートガバナンスの高度化 |
ガバナンス |
テクノロジーの活用で未来を照らす |
デジタル技術活用によるビジネス機会の創出 |
テクノロジー |
輝く地域づくりに貢献する |
地域の魅力や課題の発信 |
地域 創生 |
マテリアリティの特定は以下の4STEPで行いました。まず、グループ横断的なプロジェクトチームを組成し、国際的な情報開示ガイドラインであるGRIなどを参考に4つの分析を実施。それにより環境、社会、経済にわたるサステナビリティ課題を抽出しました。抽出された174の課題を41課題に集約した後、ダブルマテリアリティの考え方に基づき、それらの重要度を評価。執行役員会や担当役員審議による課題の優先付けや最終化を行い、取締役会での最終承認を経て、2023年12月にマテリアリティを特定しました。
今後は、特定されたマテリアリティについて具体的な行動目標やKPI等を設定し、当社グループの各事業戦略と連携しながら課題解決への取り組みを推進していきます。また、このマテリアリティは社会環境の変化に応じて適宜見直しを実施し、情報開示を行ってまいります。