2022年度の取り組みについて
朝日放送グループの一員である朝日放送テレビ(株)のアナウンサーによる絵本の読み聞かせ会「おはなしの森」は、公益社団法人「企業メセナ協議会」が主催するメセナ活動認定制度《This is MECENAT 2022》に認定されています。
「おはなしの森」は2年連続の認定です。
関西の文化施設「こども本の森 中之島」と「こども本の森 神戸」で定期的に開催している絵本読み聞かせ事業で、未来を担うこどもたちに貢献するとともに、コロナ禍における文化施設の支援も目指しています。
2020年7月に大阪で開館した「こども本の森 中之島」で、コロナ禍の中でも持続可能なアウトリーチ型の新たなメセナ活動として、朝日放送(ABC)グループが「こども本の森」とパートナーシップ協力を行い、2020年10月からスタートした無料イベントが「おはなしの森」です。テレビやラジオで活躍するABCアナウンサーが毎回出演するかたちで、こどもたち向けの「絵本読み聞かせ会(朗読会)」を定期的に開催しています。また、2022年3月に開館したばかりの「こども本の森 神戸」でも「おはなしの森・こうべ」の開催が始まり、今後も大阪と合わせて随時開催していきます。
「こども本の森 中之島」と「こども本の森 神戸」は、こどもたちの素直な眼差しと感受性を大切にする「物語の聖地」をつくることをコンセプトに、建築家・安藤忠雄氏によって設計・寄贈され、館内は安藤氏の緻密な設計意図による、まさに「本の森」に包まれるような空間デザインが施されています。この場所で、未来あるこどもたちに最高の読書体験を提供するため、「おはなしの森」では毎回2~3人のABCアナウンサーが「こども本の森」の蔵書の中から4~5冊を選び、それぞれの個性を存分に発揮して読み聞かせを披露しています。今後も感染症予防策を徹底した上で、定期的・持続的な実施を目指します。