猛暑の夏に 「打ち水」でおよそ4℃低く なりました!

各地で連日の猛暑日を記録するこの夏、朝日放送グループホールディングス(株)は、7月29日(火)、大阪市福島区の「ほたるまち広場」で、11回目となる夏恒例のイベント「中之島ウエスト 打ち水プロジェクト」を実施し、参加者にヒートアイランド現象の緩和などを呼びかけました。

 

この打ち水イベントは、朝日放送グループホールディングスなどが加盟する「中之島ウエスト・エリアプロモーション連絡会」が主催して、2013年度より、気温上昇やヒートアイランド現象の緩和と、中之島ウエストエリアの来訪者へ「おもてなし」の意味を込め、連絡会加盟企業と地元住民が一体となり取り組んでいるものです。

会場は、ABC大阪本社のすぐ近く「ほたるまち広場」をはじめ、淀屋橋odona会場、中之島ダイビル/中之島三井ビルディング会場、中之島フェスティバルタワー/中之島フェスティバルタワー・ウエストで、各会場で同日一斉に開かれました。

「ほたるまち会場」では、ABCテレビの加藤明子アナウンサーが、「中ノ島、涼しくなぁれ」の掛け声をかけると、近隣の保育園児など多くの参加者は「そぉ~れ!」と一斉に声を揃え、柄杓を手に何度も打ち水を行いました。

 

打ち水の直前に計測した床面の温度は42.2℃でしたが、打ち水の1分後に再度計測するとおよそ4度も下がり、参加者は、打ち水の効果を改めて確認するとともに、しばしの夏の涼をとっていました。

なお、この打ち水に使用した水は、河川からくみ上げた水と生活雑用水として使用されている高度処理水の2種類。とくに河川水を使用した打ち水の取り組みは国内でも珍しく、自然災害が多発する近年、緊急時の河川水の利用なども視野に入れた取り組みとなっています。

朝日放送グループは、今後も近隣の皆さまとともに心地よい中之島の街づくりに協力しながら、気候変動対策など地球環境と人の営みを大切にし、地域の方々の命と暮らしを守る企業グループを目指して参ります。