【出演アナウンサー】柴田博 小寺右子

台風10号の接近で、一時は開催が危ぶまれましたが・・・、「おはなしの森」は約2年ぶりとなる柴田博アナウンサーと、神戸は初めてという小寺右子アナウンサーが登場!夏休み最後の日曜日を楽しみました。

 

柴田博&小寺右子アナウンサーから「博くん&右子ちゃんと呼んでね!」と挨拶。「夏休み、何した?どこか行った?」と尋ね「旅行!」「海に行った!」「花火した!」と参加した子どもたちと仲良くなったところで朗読会スタート!

小寺右子アナウンサーこと“右子ちゃん”が朗読したのは、時間とともに沈んでいく太陽が美しく描かれた「ゆうやけにとけていく」という絵本。夏の終わりと重なり、ノスタルジックな雰囲気に包まれ、「夕焼け見たことある?日が暮れるのが早くなってきたので、夏の終わりを感じるね。空を見る機会が減った今だからこそ、ぜひ空を見上げてね!」と伝えました。そして、もうすぐやってくる秋にちなみ「私はお腹が減ってきたのでコレ!」と“食欲の秋”を連想させる「おなかがへった」という絵本も朗読。絵本にでてくる食べ物が美味しそうなこと!見ているだけでお腹が減ってきそうです。

柴田博アナウンサーこと“博くん”が朗読したのは、徳島県にある神社のお祭りが舞台の「つきみのまつり」という絵本。美しく描かれた中秋の満月にうっとり!博くん曰く「1日かけても探せなかった・・・」という、この絵本の各見開きに絵本に深く関わる“4つのひらがな”を子どもたちと一緒に探して、日本の“お月見”という伝統行事を伝えました。

そして9月1日は「防災の日」。ここ神戸でも1995年1月に大きな地震が発生。先日も南海トラフ地震に関連する「巨大地震注意」という情報が発表されたばかり。年々、台風も猛威を振るい・・・激甚化する自然災害に対し、少しでも防災・減災の意識を高めてもらえたらと願い、博くんが最後に朗読したのは「ぼうさいバッグのちいさなポケット」という絵本。

絵本を通じて備えることの大切さを理解してもらいました。博くんは「家族全員分のヘルメットを購入した」と自身の防災対策を伝え、右子ちゃんは「チェックしたら賞味期限が切れていた・・・」と改めて防災グッズを見直したい!と話してくれました。

「真剣に聞いてくれてうれしかった!」と博くん。右子ちゃんは「2学期はたくさんの行事をいっぱい楽しんで成長してほしい!」とメッセージを贈りました。この夏の想い出の1つになってもらえたら嬉しいです!

【使用絵本(進行順)】

①小寺アナ:『ゆうやけにとけていく』(小学館)

       作 ザ・キャビンカンパニー

②柴田アナ:『つきみのまつり』(世界文化社)

       作 羽尻 利門

③小寺アナ:『おなかがへった』(WAVE出版)

       作 マメイケダ

④柴田アナ:『ぼうさいバッグのちいさなポケット』

               (神戸新聞総合出版センター)

       作 twotwotwo(ににに) 原案 たかますあやか