第721回番組審議会 2月13日(金)開催

〔出席委員〕
井野瀬 久美惠 委員長、高見 孔二 副委員長、
北川 チハル 委員、龍沢 正之 委員、
中西 悠子 委員、原 美和 委員

〔リポート〕
橋爪 紳也 委員

〔当社側出席者〕
今村 俊昭 代表取締役社長、
岩田 潤 取締役、平栗 大地 取締役、
飯田 新 総合編成局長、
幾野 美穂 コンプライアンス局長、
辻󠄀 史彦 コンテンツプロデュース局長、
山口 正樹 制作部長、芝 聡 プロデューサー、
木村 佳麻里 事務局長、米澤 公章 事務局員、
北本 恭代 事務局員

審議課題

『骨までしゃぶらせて アナタだけあるある飯店』
<事前視聴 2026年1月12日・19日(月)24時~24時30分>

委員の主な発言

<番組の評価点>

  • あえてオチをつけずにトークするのをよしとしているところに新鮮さを感じた。出演者のバランスのいい回し方や着眼点の面白さには目を見張るものがあった。仲間内の雑談のようなトーンで進み、はまって面白すぎる時もあれば、全く共感できないトークにクスッとする場面もあった。
  • 超個人的な感覚を全肯定するというコンセプトは、とても素敵で魅力的で面白いと思った。超個人的感覚に「こんな感じ?」と迫っていく雰囲気も楽しめた。

 

<番組の課題>

  • 男性ばかりのトーク番組で、共感が少ないが故に引き込まれず、印象に残る場面が少なかったように感じた。出演者がお題についてとても楽しんでいる様子が中心で、少しだけ視聴者が置いていかれてしまうようなところがあった。
  • 同じ人が続けていくとネタが尽きてしまうと思う。だから一般の人たちの知恵を借りるなど、外の力を引き出していったりすればよいのではないか。
  • 「あるある」の共感のところと、「あなただけでいい、共感なんて必要ないよ」というところとの乖離の表現、可視化がうまくいっていない感じがした。
  • 自分ではそう思っているけれど、この感覚をどう伝えたらいいのか、「自分は絶対そうだ」という理屈をもっとしゃべったり、もう少し見せ方にも工夫がいると思った。
  • 従来にない番組を企図して制作された番組であるにもかかわらず、いわゆる「あるある」番組の枠組みに収まっているように思えた。

番組制作側から

  • 誰かの共感を得られる意見しか言いにくい空気も感じられる中で、「それでも僕はこう思うんだよ」と言ってもいいんじゃないかというメッセージを届けられたらと考えた。
  • 共感できないことでも楽しもうというコンセプトを、番組のタイトルでうまく言語化できていたかどうかは課題だ。視聴者に楽しんでもらえるような視覚的な工夫も考えたい。

以上