第53回番組審議会

  第53回番組審議会 7月28日(金)開催

〔出席委員〕
影山 貴彦 委員長、土谷 多恵子 副委員長
本渡 章 委員、西川 秀昭 委員、

岡 真裕美 委員  

〔当社側出席者〕

岩田 潤  代表取締役社長
大幸 雅弘 常務取締役 兼 事務局長
小林 隆男 プロデューサー

審議課題

『 今村翔吾×山崎怜奈の言って聞かせて』 6月1日(木)  25時30分~26時00分 放送

委員の主な発言

〈番組の評価点〉  

  • 山崎怜奈氏の話し手として、聞き手としての能力が高いことにびっくりした。今村翔吾氏との会話やゲストの今野敏氏とのやり取り、質問内容のレベルや、受け答えのスピード感や的確さ、また知識が豊富なところなどにその才の片鱗がうかがえる。
  • 角川春樹小説賞。北方健三氏、今野敏氏、角川氏に加え今村氏が選考委員になったということで、それ以外にもたくさんの賞の選考委員をされている今野氏との文学賞の選考の裏話は興味深く聴いた。

 

〈番組の課題〉 

  • 番組スタートから約8カ月経過した時点での放送だが、今村氏は試行錯誤が続いている印象を受ける。番組に面白味を加えたいと頑張っているのは理解できるが、まずは今村氏の人間味を思い切って前面に出してほしい。
  • 前回からの2週連続のゲストということだろうが今野敏先生の紹介がほぼ名前だけだったので、最初はどなたがゲストかはっきり分からなかった。続きであっても毎回少しは紹介していただけたらと思う。

番組制作側から

  • 山崎氏はもちろん喋りも上手だし、受け答えも上手い。何より感心するのは下準備である。ゲストの作家が決まると、その方の著書を読んでくる。ゲストが芸人さんのときはネタを見て勉強してくる。帯番組のほかにも多くの番組に出演していて、一体どの時間で準備しているのかと感心する。番組に臨む姿勢が素晴らしい。

    今村氏に関しては、他のテレビ番組にも出られているが、この番組こそがホームだと思っていただけるよう向き合っている。今後もお二人の魅力が存分に生かされる番組にしていきたい。