第48回番組審議会

  第48回番組審議会 2月27日(月)開催

〔出席委員〕
影山 貴彦 委員長、土谷 多恵子 副委員長
本渡 章 委員、二村 知子 委員、

西川 秀昭 委員  

〔当社側出席者〕

岩田 潤  代表取締役社長
大幸 雅弘 常務取締役 兼 事務局長
上之薗 公秀 プロデューサー

審議課題

『 ミルクボーイの火曜日やないか 』 12月20日(火)  12時00分~15時00分 放送

委員の主な発言

〈番組の評価点〉        

  • MCとしてのミルクボーイは、すごく落ち着いた感じで芸歴や下積み時代の経験からくる謙虚さと『M-1グランプリ』王者としての自信が浮つき感無く出ていると思う。また明るい若手の鷲尾千尋アナとの組み合わせも良い。

  • ゲストで登場した本多正識さんのトークが際立って良かった。今回の審議番組最大の聴きどころでひと言ひと言に迫力があった。漫才という芸の深みを伝えながら、他の分野にも通じる知見が感じられた。凄み満点だ。

 

〈番組の課題〉 

  • この番組は自分達だけで盛り上がって、言葉足らずの部分が随所にあるので理解できない会話が多い。深夜放送のようになっていないだろうか?

  • 鷲尾アナはお笑いが好きなだけあって『M-1グランプリ』に対するその熱き想いもよくわかるが、一方で局アナとして大幅に遅れた新幹線の待合室、あるいは車内での乗客たちはどんな様子だったのか、そんなレポートももっと聞きかったところだ。新幹線はかなりの長時間停まっていた。そうした時に局アナとしてどう、何を伝えるか、が 大事だ。アナウンサー、ディレクター、あるいは放送局に勤める場合はもう全員がジャーナリストと言っても良いと思う。鷲尾アナにはいわゆるジャーナリスティックな働きをして欲しかった。

番組制作側から

・最初ミルクボーイの番組を立ち上げるときに一番気にしたのが、聞いている人たちとのジェネレーションギャップ。彼らの芸人としてのキャリアは15~16年あるが、世間に認知されてからのキャリアがまだ浅いので話を転がしていくテクニックもまだそんなにない。本日頂戴したご意見をもとに次からどれができるかというのを考えたい