〔出席委員〕
影山 貴彦 委員長、土谷 多恵子 副委員長
本渡 章 委員、二村 知子 委員、西川 秀昭 委員  

〔当社側出席者〕

岩田 潤  代表取締役社長
伊藤 健一 取締役 兼 事務局長
嶋田 一弥 編成統括本部長 

亀井 信男 プロデューサー

  第32回番組審議会 6月28日(月)開催

審議課題

『 感度良好!中野涼子です 』 5月15日(土)  13時00分~17時00分 放送

 

 

委員の主な発言

〈番組の評価点〉        

  • ズバリ一言でいうと感じがいい。ラジオで音楽を聴くという楽しさ自体を提供してくれる。

  • 心地良い時間を提供する音楽番組のスタイルをとりながら、単に音楽をオンエアするのではなく、音楽を通して生まれる共感をオンエアする姿勢が、この番組では際立っている。

  • 何よりも中野氏の前向きで、明るく、飾らない喋り方が良い。家庭人としての視点を持っているところも好感を持てる。

  • 常に当事者として語る中野氏のトークはやわらかいけれど力強く、上から目線も嘘くささも感じられない。この番組から力をもらっているリスナーはきっと多いだろう。

  • 選曲もよく考えられていて、4時間という長丁場の番組だが、それぞれの時間帯に飽きさせない工夫があり、ゆったりと土曜日の午後を楽しませてくれる番組だ。

  • 30分だけ、1時間だけ切り取って聴いたとしても問題なく楽しめる。

 

〈番組の課題〉 

  • もう少し上の世代の音楽好きも楽しめるよう70~80年代の洋楽を入れたらどうだろうか。それならこの番組の雰囲気を壊さない。

  • 本の紹介は見事だが、彼女が読んで面白かった作品を紹介した方がリスナーにももっと伝わると思う。

  • 他の出演者が登場するコーナーでメリハリは出たことは評価したいが、4時間ずっと中野涼子ワールドを聴きたいとも感じた。

番組制作側から

  • 飾ることなく、等身大のままお送りしている音楽番組だ。

  • 4時間の番組だが、最初の1時間でも、あいだの30分でも、どこからでも気軽に聴けるラジオを心掛けている。

  • 曲の説明やテンポについて、時代背景を上手く取り込むなど、さらにリスナーに寄り添えるよう取り組みたい。

 

 

                                                   以上