第5回番組審議会 9月19日(水)開催
〔出席委員〕 |
〔当社側出席者〕 勝山 倫也 代表取締役社長、 嶋田 一弥 編成統括本部長、 枝松 順一プロデューサー ※朝日放送テレビ事務局 矢島 大介 事務局長、 |
審議課題
『高校野球開幕スペシャル 100回目のプレーボール!』
委員の主な発言
<番組の評価点>
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素直に違和感なく聴けた楽しい2時間番組だった。
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豊田義夫監督、渡辺元智元監督のお話を軸に、開会式のリハーサルのルポ・西浦達雄さんのスタジオライブ・栗山英樹監督のインタビューが彩りを添え、受け継がれた文化としての高校野球に多角的に迫った構成だった。番組進行のテンポがよく、第100回記念大会開幕直前の盛り上げ企画として、幅広いリスナーにアピールするものになった。
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出演者からのメッセージには経験や実践に基づく、名言がちりばめられていた。
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両監督の経験談は興味深く、大きな目標と強力なライバルがチームや人を育てるということを再認識させられた。これはスポーツだけでなく社会やビジネスの世界でも同じだと思う。
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高校野球が日本のアマチュアスポーツの象徴である所以と感じさせてくれた。
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小縣アナが全体を自然体でまとめ上げ、津田アナが明るく爽やかにサポートしていた。
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嵐の「夏疾風」はリズム感や歌詞が今大会のテーマソングとして抜群だった。
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ABCラジオ、ABCテレビのひとつひとつの取り組みが100回記念大会の盛り上げに一役買ったことは明らか。スタッフたちの頑張りを大いに讃えたい。
<番組の課題>
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ゲストやスタジオMCに頼るのではなく、作り手側が番組の構成上の工夫をもう少ししてほしかった。100回という特番なのにそういう意味では準備不足は否めない。
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いかんせんアーカイブ的な話にウエイトがありすぎた感もある。リスナー層のバランスを考えた上で、もう少し若い人々に訴求する作り、仕掛けが必要だったかもしれない。
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ゲストの各監督にはもっと的を絞ったインタビューをした方が良かった。
番組制作側から
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詰め込み過ぎてしまい、内容が駆け足になっていた。
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事前取材をしていなかった事もあり、準備不足だった。
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大会前の番組という事もあり、101回目に向けた提案が無かった点は反省。
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嵐の曲については、数年前から準備していたこともあり実現して良かった。
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今回は100回目という節目でもあるので過去の話を中心について語っていただいた。監督の目から見た高校野球のあり方は上手く伝わっていたが、皆さんからいただいた課題については来年以降取り組んでいきたいと思う。
<その他>
- 10月からの番組改編を説明し、全委員から承認された。
以上