第572回番組審議会は2月18日(金)に開かれました。出席委員と当社出席者は以下の方々でした。

〔委員〕
豊蔵 亮 委員長、道浦 母都子 委員、
星野 美津穂 委員、宮原 秀夫 委員、
近藤 順子 委員、川邊 辰也 委員、
橋爪 紳也 委員、奥村 信幸 委員

 

 

 

 

 

 

〔当社側〕
渡辺 克信 社長、脇阪 聰史 専務取締役、
福田 正史 常務取締役 編成本部長、
田仲 拓二 常務取締役、
大塚 義文 取締役編成副本部長、
山田 裕之 編成局長、本城 謙三 広報局長、
藤岡 幸男 報道局長、
三上 正弘 ワイド制作担当部長、
上来 均 ゼネラルプロデューサー、
幡谷 和久 チーフプロデューサー、
野条 清 事務局長、北本 恭代 事務局員

<議事の概要>

  • 「いじられキャラ」の浦川アナと「臨機応変のびのびキャラ」の喜多アナとのコンビに好感がもてる。番組構成に関しては、長年やっているので非常に工夫がなされている。交通情報や天気予報を声に出して言ってくれるので家事で朝の忙しいときにはいい。
  • 「近畿のみんなでソラをライブ!」コーナーはいつも参加している。視聴者との一体感があって、これからのデジタル時代にはいい試みだと思う。
  • 井戸端会議のような気安さと安心感がある。完成形に近いものがあって変えようが無い。どの時間帯にどういう情報が出てくるというフォーマットを決めて放送しているので、時計代わりにしている人や、ここだけは見ようと決めて見ている人には見やすいと思う。
  • デジタルネイティブの人にとってはかなりじれったく感じられるだろうし、欲しい情報をすぐにとりたい人にとっては「おはようコールABC」や「おはよう朝日」のような番組はどういう風に受け入れられているのか。将来的に同じようなフォーマットが通用するのかどうかが非常に気にかかる。
  • 関東出身の人間にとって、ここまで「間」がなく、いろんな人がいろんな形でかぶせるようにコメントが出される番組は、非常におもしろいカルチャーだと思う。そのあたりが関西発信の番組として安心感をもたらしているように思う。
  • 朝日放送の朝番組は少しガヤガヤ感が大きいような気がする。関西で制作しているのである程度はいいが、肝心の情報が聞き取りにくいときがある。
  • 情報提供のテロップのスーパー時間がすこし短い様な気がする。メモに書き写せるくらいの時間の配慮をしていただきたい。
  • 週末バージョンは、きょうはどこどこのデパートでイベントがありますとか、梅祭りがどこでありますとか、「じゃあ、きょうは出かけていこう」という気にさせる情報が、多く入っていて役に立つ。
  • 関西の情報が強いということは、逆に全国の情報にうまく目が配られているのかなという疑問がある。もっと広く話題を集める必要があるなら関西にこだわる必要は無いと思う。
  • 東京の番組だと「毛利庭園から」とか「日テレ横の広場から」天気予報などをやっていて、現場の賑わいが伝わってくるのだが、朝日放送でも中之島「ほたるまち」界隈の賑わいづくりの為に、定点中継スポットをこのあたりに作って、番組でうまい展開をし「ほたるまち」の知名度を上げるようなことを考えてもいいのではないか。
  • スポーツについて、「スポーツ1分勝負」「3分でわかるスポーツ」「スポーツ道場」この仕分けはおもしろいと思う。短時間でコンパクトにエッセンスを凝縮して流しておいて最後に深入りした情報を流す。見せ方として大変おもしろい。
  • 司会者、パーソナリティのキャラクターで引っ張られるということでは、ラジオの番組をテレビで作っているみたいな感じがした。出演者が多くてガヤガヤ感が大きいという話があったが、映像を見なくてもいろいろな意見を聞けて、朝をいっぱい詰め込んで出勤しようという方にとっては良い番組だと思う。

以上