「ABCラジオ 上方落語をきく会」のメセナ認定について

朝日放送グループホールディングス(株)は、グループ社である朝日放送ラジオ(株)の「ABCラジオ 上方落語をきく会」を、「公益社団法人企業メセナ協議会」(当社正会員)が主催するメセナ活動認定制度に申請し、《This is MECENAT 2019》 に認定されました。

 

【メセナ(MECENAT)とは】
メセナは、企業による芸術・文化支援活動のことで、豊かな社会創造につながる貢献活動のひとつです。 グループCSRでは、行動指針「明日の文化へ・・・」分野の活動です。

 

https://www.mecenat.or.jp/ja/

 


【「This is MECENAT」制度とは】
「This is MECENAT」は、全国の多様な企業メセナを顕在化し、社会的意義や存在感を示すことを目的に「企業メセナ協議会」により2014年にスタートした認定制度です。

 

【今回の募集と申請・認定について】
企業メセナ協議会は、2019年4月1日~2020年3月31日に実施される企業や企業財団によるメセナ活動をこの春、募集。当社からは、全グループの文化芸術活動より朝日放送ラジオ(株)の制作する番組「ABCラジオ 上方落語をきく会」を申請しました。その結果、企業・企業財団が実施するメセナ(芸術・文化を通じた豊かな社会創造)活動の認定制度「This is MECENAT 2019」において、166件(95社・団体)の一つに認定されました。なお、当社の認定制度申請は初めて。
また、この認定発表内容は、企業メセナ協議会と文化庁より6月27日(金)にリリースされました。

 

https://mecenat-mark.org/


そして認定翌年には、認定活動から特に優れた活動複数件が、審査の上「メセナアワード」として表彰されます。「ABCラジオ 上方落語をきく会」もエントリーする予定です。

 


【「ABCラジオ 上方落語をきく会」の「This is MECENAT」への申請内容】
■活動における重点テーマや目標
・イベントやラジオ放送を通して「上方落語」に触れる機会の創出を行い、関西の歴史ある伝統芸能文化を支えます。

 

■活動の概要    
・昭和30年(1955年)12月1日に旗揚げをし、毎年開催しているABCラジオ主催の落語会。2019年2月10日に尼崎市「あましんアルカイックホール・オクト」で開催した落語会で、通算117回目の公演となりました。上方落語では最も歴史ある落語会で、公演の模様は、ABCラジオで生中継を行っています。


■活動の特色    
・第一回公演(公開録音)は大阪・高麗橋にあった三越劇場で行いました。当時、上方の噺家はわずか9人ほどで、まさに風前の灯でしたが、この会を通して噺家さんと落語ファン、放送局が力を合わせ、次々に熱のこもった高座を作り上げました。この会から松鶴、米朝、小文枝、春團治の「上方落語四天王」が台頭し、60年代後半には、仁鶴、枝雀、三枝、春蝶、小染といった人気者を輩出。その後も「1080分落語会」「しご
きの会」「創作落語」など、落語ファンの語り草となる数々の企画を通して今日まで、幾度にも渡る上方落語ブームの火付け役になってきました。今後も持続していきたい関西の文化を支える歴史ある取り組みです。