【出演アナウンサー】小縣裕介 中村想人 大石紗椰

冬の澄んだ青空が広がる中、1月25日(土)「こども本の森 神戸」に、「おはなしの森」初登場となる小縣裕介アナウンサーと、神戸では初となる中村想人&大石紗椰アナウンサーが登場!神戸で8回目の朗読会を開催しました。

 

 

「こども本の森 神戸」のある東遊園地では、毎年1月17日に阪神・淡路大震災の追悼行事が行われています。開館以来、毎年1月の「おはなしの森」では、参加したみなさまに少しでも「防災・減災」を考えるきっかけになれば!という想いを込めて、「防災・減災」に関する絵本を中心に朗読しています。

入社1年目で阪神・淡路大震災を経験、現在「ABCラジオぼうさい部」の隊長を務めている小縣裕介アナウンサー。日頃からラジオを通じて「当時の様子」や「防災減災の大切さ」を伝えている小縣裕介アナウンサーが朗読したのは、「たった ひとつの おやくそく」という絵本。「ちょっと悲しくなった」という子どもたちに、「避難する場所など、家族で相談して、いざというときはその約束事を守って欲しい!」と伝えました。

東日本大震災発生時に「奇跡の脱出」としてニュースになった岩手県野田村保育所が舞台の絵本「はなちゃんの はやあるき はやあるき」を朗読した大石紗椰アナウンサー。阪神・淡路大震災の時は、まだ生まれておらず、小学生の時に東京で東日本大震災を経験、日頃から学校で避難訓練があり、揺れを感じてすぐに机の下に潜り、先生の誘導で校庭に避難できた、と当時を振り返り「普段から訓練をして備えて欲しい!」と訴えました。

ここで、絵本に登場する動物の動きを真似して「自分の身体を守る」ことを学ぶ絵本「どうぶつポーズで あそボウサイ」を小縣裕介アナウンサーが朗読。中村想人&大石紗椰アナウンサーが“体操のお兄さん&お姉さん”役を務め、子どもたちと一緒に身体を動かしながら、いざという時に役立つ「身を守る」ポーズを体験しました。

中村想人アナウンサーが朗読したのは、この季節にぴったり!主人公の豆が、世の中のオニ(悪者)をやっつける「オニたいじ」という絵本。絵本に登場するオニ(悪者)に、1人で何役もこなし、中でも地球を侵略するオニ(悪者)のモノマネで、会場を大いに沸かせてくれました!日本の伝統的行事「節分」について「今年は2月2日!恵方は西南西!家族で恵方巻を食べて豆をまいて欲しい!」と、邪気を払い無病息災を願いました。

最後は、「おはなしの森」初となる紙芝居「にんじゃせんせい いざまる」を3人で披露。

いざという時に身体を動かす練習“忍法〇〇”を参加した親子と一緒に楽しみました。3人から「この紙芝居にある忍術を覚えて、いざという時に備えて!」と伝えました。

今後も、未来ある子どもたちに絵本を通じて「防災・減災」の大切さを考えてもらう機会を増やしていきたいと思います。

【使用絵本(進行順)】

①小縣アナ:『たった ひとつの おやくそく』

               (神戸新聞総合出版センター)

       作・絵 かなざわまゆこ 原案 よこばやしよしずみ

大石アナ:『はなちゃんの はやあるき はやあるき』(岩崎書店)

       作 宇部京子 絵 菅野博子

小縣アナ&中村アナ&大石アナ:

      『どうぶつポーズで あそボウサイ』

               (株式会社KADOKAWA)

       文・絵 かなざわまゆこ 監修 こがりょうこ

④中村アナ:『オニたいじ』(金の星社)

       作 森絵都 絵 竹内通雅

【紙芝居】

小縣アナ&中村アナ&大石アナ:『にんじゃせんせい いざまる 体を動かす練習』(童心社)

       脚本 津田真一 絵 市居みか 監修 原本憲子