朝日放送グループホールディングス株式会社は、2月2日(日)に「阪神淡路大震災25年映像にまなぶ! 都市災害と明日の防災」イベントをABCホールにて開催いたしました。
阪神淡路大震災から25年。
当時の震災取材の映像アーカイブから学び、考え、そして未来の防災・減災に役立てて欲しいという想いから開催した今回の防災イベント。内容の異なる1本約44分の映像アーカイブ「激震の記録」(計6本)の上映会を中心に、会場内を大きく4つのゾーン(「逃げる」「救う」「食べる」「生きる」)に分け、防災関連の展示やパネル解説をテーマごとに展開しました。
また、自転車を使った汚水の浄水ろ過体験、アルファ化米のレシピ紹介&試食、作業の負担が軽減されるパワードウェア体験、レスキューロボットの展示&実演、そしてAED講習など様々なプログラムを実施しました。
映像公開と展示という異なるコンテンツを扱うマルチイベントでしたが、上映された映像を真剣に見入られる方々、防災関連の展示やパネルを興味深くご覧になる方々、様々なプログラムを体験される方々が多くおられ、来場の皆さまと一緒に未来の防災・減災のヒントを考える意義深い1日となりました。
「悲しい記憶ではあるが、次に同じ過ちをしてはいけない」
25年たった今、震災を経験した世代、経験していない世代に関わらず、ひとりでも多くの方々とこの想いを共有し後世に伝えることが、毎年各地で起こる自然災害に備えることにつながるのでは、と改めて認識しました。
朝日放送グループホールディングス株式会社では、これからも命と暮らしを守る情報を発信し、「明日の防災」を考え実践する活動を継続してまいります。