第1回番組審議会 4月23日(月)開催

〔出席委員〕
影山 貴彦 委員長、小西 雅之 委員、
土谷 多恵子 委員、本渡 章 委員

〔当社側出席者〕

勝山 倫也 代表取締役社長、
岩城 正良 取締役 兼 事務局長、
嶋田 一弥 編成統括本部長

※朝日放送テレビ事務局

矢島 大介 事務局長、
西澤 萌黄 事務局員、北本 恭代 事務局員

審議課題

『4月の番組について』

 

委員の主な発言

「STAR☆MUSIC☆SUNDAY」

  • 選曲が懐かしい曲で親しみやすいので続けてほしい。

「森脇健児のケンケン・ゴウゴウ!」

  • 森脇健児と関根友実の息がピッタリ合っていて良い。
  • リスナーとの繋がりを意識した番組で会話のテンポも良かった。
  • 番組名がケンケン・ゴウゴウなので、掛け合いを聞きたい。
  • 内容がマラソンや陸上ばかりに偏っていた。
  • 100人のうち90人が分からない話題でも、パーソナリティー同士が楽しく会話できていれば、楽しさはリスナーにも届く。細かい事は気にせず勢いを大事にして欲しい。
  • リスナーからのメッセージを紹介する際、奥様からですと表現していたが、子育て中の女性からですと表現する方が良いのではないか。
  • 番組スポンサーの商品について、番組内で話題にしていたが、少しやりすぎでは。

「NMB48学園〜こちらモンスターエンジン組〜」

  • 年長のモンスターエンジンが若いNMB48のメンバーに諭すような 場面が多々あったが、女性は毅然とした態度で全く負けてなかった。
  • この番組に限らず、若い世代の意見も受け入れてあげる事も大事と 感じる。

「戸田恵子オトナクオリティ」

  • 会話も大人でしっかりした番組という印象。

「感度良好!中野涼子です」

  • 本の書評をする場面で公平な意見を述べていたことに好感を持った。

 

<番組全体について

  • 番組全体でいうと出演者の考え方も私の世代とは違う印象がある。私の世代はフェミニズムを振りかざし、意見を述べていたが、男女雇用機会均等法以降の出演者にはそれを感じない。差別・区別のない環境にいるのかなと嬉しく思う。
  • 月曜日~金曜日の昼12時台の番組に何か統一性があれば、より良くなると思う。
  • 番組関係なくAMとFMの境界線がなくなっている印象を受ける。良い悪いという訳ではなく、そういう時代になったと感じる。

<その他

   委員から意見の出た番組の制作形態について質問があり、ABCラジオから説明。

番組制作側から

「STAR☆MUSIC☆SUNDAY」

  • FM出身のDJや制作者を起用し、FMもAMも同じ音声コンテンツとして勝負するため実験的に開始した。
  • 懐メロが好きなリスナーをターゲットにしている。

「森脇健児のケンケン・ゴウゴウ!」

  • 初回については、森脇さんは飛ばしすぎ、関根さんはぎこちない感じがしたが、大分こなれてきた感じがある。
  • 森脇さんの元気さがリスナーの方に伝われば良いなと思いスタートした。
  • 話題については、多少の偏りはラジオの特性上良いのではと思う。

「NMB48学園〜こちらモンスターエンジン組〜」

  • 新しいリスナーの獲得を目指した。
  • radikoの開始とタイミングが同じだったためエリア外のリスナー獲得も見込んだ。

「戸田恵子オトナクオリティ」

  • 当初は杏さんが出演、スポンサーの都合上、戸田恵子さんに変更。

 

<番組全体について

  • 昼12時台の番組に各々個性があり魅力的だが、もう少し統一性を出せれば良いと思う。
  • ラジオの全体的な考え方として、ゾーンごとにリスナー像を思い描きながら編成をしていきたい。昼12時台は習慣性の強い枠なので統一性は1つのテーマとしてはあると思う。
  • 物事にはマジョリティとマイノリティが存在するが、番組基準にも記載されている通り、中立公正に、両面から物事を見ていく事には注意をしている。

朝日放送ラジオ番組基準の諮問・答申

  • 今回から朝日放送ラジオ株式会社の番組審議会として、5名に委員を委嘱しました。「朝日放送ラジオ番組審議会規定」の承認後、正副委員長が選出されました。
  • 朝日放送ラジオ株式会社として、放送法に基づき「朝日放送ラジオ番組基準」を番組審議会に諮問し、「妥当である」との答申を受けた。

 

以上