第59回番組審議会

  第59回番組審議会 3月25日(月)開催

〔出席委員〕
影山 貴彦 委員長、土谷 多恵子 副委員長
本渡 章 委員、西川 秀昭 委員、

岡 真裕美 委員  

〔当社側出席者〕

岩田 潤  代表取締役社長
大幸 雅弘 常務取締役 兼 事務局長
久保 詠美 プロデューサー

審議課題

UP↑↑(水)』 2月14日(水)  18時00分~21時00分 放送

委員の主な発言

〈番組の評価点〉  

  • 聴いていて大変心地のいい番組だ。塚本麻里衣アナとサマンサ・アナンサ氏のおしゃべりが楽しいのはもちろんだが、何かそれ以上のものを感じる。一方が主役、もう一方が脇役ではなく2人とも主役でお互いの良さ・個性を引き出し合い、尊重しあいながらトークを投げかけあい、つないで、2人で舞台を作っている。しかも、テンション高く、ハイスピードで・・・。私が良いなと思ったのはそこである。
  • 多様なものの見方はお2人のトークの中にも英語やZ世代の話題などを通して自然な形で出ていて、楽しみながら聴けるのがこの番組の特徴であり、そこにラジオの良さも出ている。多様性を当たり前のこととして日常の話題のように喋る時代はまだ来ていないが、この番組はそうした方向への好ましい一歩だ。

〈番組の課題〉 

  • 全体的にメリハリがなく、ダラダラと進む3時間は少々辛くしんどい。後半早く終わらないかとさえ思った。1つのコーナー、話題が長すぎるのではないか?
  • 放送時間帯のリスナーの生活が見えているのか。明日に繋がる『UP↑↑』、リスナーを疲れさせてはいけない。
  • ‘ゆるい’ということと‘手を抜く’ということは同じではないはず。手を抜いているわけではないと思うが、そのような印象を受けた。聴き手に‘伝える’というラジオの原点を忘れないで欲しい。”ラジオは楽しいよね”って関係者はみんな言うけれど、楽しいと言っても自分のガス抜きに使ってもらっては困る。これで食べている、仕事だというところで努力は怠ってないと信じたいが‘本当に努力してるのか?’っていうところを感じてしまった。

番組制作側から

  • 制作面でまだまだ課題が多く、曲のかけ方などのアイデアも必要だ。サマンサさんご自身が自分の出し方をどのようにしたらいいか迷っているところがあるが、魅力をうまく引き出していきたい。