〔出席委員〕
影山 貴彦 委員長、土谷 多恵子 副委員長
本渡 章 委員、二村 知子 委員、西川 秀昭 委員  

〔当社側出席者〕

岩田 潤  代表取締役社長
伊藤 健一 取締役 兼 事務局長
嶋田 一弥 編成統括本部長 

戸谷 公一 プロデューサー

  第31回番組審議会 5月24日(月)開催

審議課題

『 桂りょうばの落語トラベル 』 4月19日(月)  19時00分~19時30分 放送

 

 

委員の主な発言

〈番組の評価点〉        

  • 落語の世界へ誘いながらヒューマンなテイストが滲んだ良い番組だ。

  • 桂りょうば氏、河島あみる氏、ともにいわゆる2世の嫌味は感じず、とても聴きやすかった。

  • 無駄なくコンパクトにまとまっていて、「もう少し聴いていたいな」と思う楽しい時間だった。2人の話の展開も巧みで、とても心地いい。

  • 人柄の良さが番組にもよく表れている。もう少し前に出て色合いを出せという意見もあるだろうが、これくらいの塩梅でちょうど良いのではないかと感じる。

  • 芸の伝承の話は興味深いものだった。ゲストの桂南天氏の「弟子に『それでけへんのか』と言うのは、自分に『それも教えられへんのか』と言うのと同じ」などの発言は、旧世代とは一味ちがう師弟のあり方を伝えていた。

 

〈番組の課題〉 

  • あまりコーナーの数を欲張らず、もう少し話題を絞ってみると、より深みを感じることができるのではないか。

  • パートナーのあみる氏が提供した話題に、りょうば氏がどうからんで、何を語り合うかにも興味がある。そういう時間も設けてほしい。

  • 落語の好きなリスナーには楽しめる番組というだけなら、落語ファンだけの番組で終わってしまう。

 

番組制作側から

  • 聴いている人を落語の国に誘っていくこと。また、親から子へ、師匠から弟子へなど、考え方や技の伝承を表現する。この二本柱で番組を構成している。

  • 30分の番組で物足りなさを感じるという意見もあるが、そこを狙っているところもある。ただ塩梅が難しい。

  • ゲストを入れずに2人だけのトークで、お互いの個性をもっと出していくことも今後チャレンジしてみたい。

 

新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言の再発令を受け、感染拡大防止のため、Web会議システムで開催。

影山委員長、土谷副委員長、本渡委員、西川委員がリモート出席。

二村委員は書面提言となりました。

                                                   以上