〔出席委員〕
影山 貴彦 委員長、土谷 多恵子 副委員長
本渡 章 委員、二村 知子 委員、西川 秀昭 委員  

〔当社側出席者〕

岩田 潤  代表取締役社長
伊藤 健一 取締役 兼 事務局長
嶋田 一弥 編成統括本部長 

今澤 圭輔 プロデューサー

  第30回番組審議会 4月26日(月)開催

審議課題

『 ウラのウラまで浦川です 』 3月17日(水)  15時00分~17時55分 放送

 

 

委員の主な発言

〈番組の評価点〉        

  • 浦川アナの語り口調やトーン、およびニュース解説や意見は、安定感・納得感があり安心して聴ける。さすがだ。

  • 日常風景の中にニュースをめぐる状況をまんべんなく盛り込み、できるだけ偏らないものの見方を提供している。高度な話術と配慮があった。

  • 浦川アナのテンポの良さが際立っている。パートナーの2人もそのペースを理解し、呼吸をうまく合わせ相乗効果を生んでいる。

  • 裁判のニュースでは、浦川アナ自身が争点を把握して、新聞にも書かれていなかった判決の意味にまで踏み込んで語る。込み入った部分をわかりやすく解きほぐし、映像の助けがないラジオで、これだけの解説力を発揮できたのは快挙といえる。

  • 亀石氏の解説も丁寧で、そこから話を展開できた皆川氏も立派。この番組ならではのニュースの選択もすごく良く、理解できたと同時に聴きごたえがあった。

 

〈番組の課題〉 

  • 全編を通して、賢い面々が賢くしゃべっているという印象を抱いてしまった。3時間の中に“ゆるさ”がもう少し欲しい。

  • ずっと聴き込まないとついていけない。少々疲れた。ネタによってボリュームを変えてはどうか。

  • 浦川アナは大変クレバーなだけに、相手に突っ込まれることが苦手なように映る。

  • ことわざを当てるというクイズ、リスナーは、さっさとスマホで検索して正解を導いてしまうのではないか?

 

番組制作側から

  • 何かと建前論がはびこっている現代に、本音で語れる番組があったらいいなという思いで制作している番組だ。

  • 浦川アナは、ニュースバラエティをやっていける数少ないアナウンサー。間違いなくABCラジオを代表するパーソナリティになってくれると確信している。

  • クレバーさが嫌味になってはいけないなと思っている。さらにパーソナリティとして魅力的になるには、脇の開き方とゆるさがキーワードになるのだろう。

 

新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言の再発令を受け、感染拡大防止のため、Web会議システムで開催。

影山委員長、土谷副委員長、本渡委員、西川委員がリモート出席。

二村委員は書面提言となりました。

                                                   以上