〔出席委員〕
影山 貴彦 委員長、土谷 多恵子 副委員長
本渡 章 委員、二村 知子 委員、西川 秀昭 委員  

〔当社側出席者〕

岩田 潤  代表取締役社長
伊藤 健一 取締役 兼 事務局長
嶋田 一弥 編成統括本部長 

戸谷 公一 プロデューサー

  第23回番組審議会 7月27日(月)開催

審議課題

『 週刊ニュース解説 辛坊治郎のズバリ&どうよ! 』 6月20日(土)  午後12時半~1時半 放送

 

 

委員の主な発言

〈番組の評価点〉        

  • これまでラジオに馴染みの薄かった著名人の起用、かつ朝日放送とはどことなく?関係性の薄い人物の起用という戦略はとても面白い。

  • オープニングにふさわしい今日の話題でテンポよく展開するチェーントークは面白く、ラジオの醍醐味を感じる。

  • リスナーの疑問に感じていることを、例を交えながら表面に出ていないところを解説するところは、知識を知り、物事を少し深く考えてみるという点で良い。

  • ここまでラジオで理路整然と説明できる人は少ない。言いよどみが一切ないのには感動する。

  • これまでにない多面性と複雑さを持っている。それは今の社会の反映でもある。キャラクターに好き嫌いはあったとしても、この番組は、今現れてしかるべきラジオ番組の一例を示していると思う。

 

〈番組の課題〉 

  • 関西キー局としての特徴、土曜日の昼にやる意味を、ニュースや話題の選択などで、もっと出すことも検討してはどうか。

  • 全てを鵜呑みにしてしまうリスナーがいると思う。どこから出てきた話なのか、何で勉強したのか、エビデンスを提示してくれた方がリスナーも安心して聞けると思う。

  • 面白おかしくする彼のヨット事故の話は、あまり気持ちの良いものではない。

  • ラジオパーソナリティには、大いなるクセがあっていい。そこにはシンパとアンチがあるから面白い。アンチに聴かせるだけのインパクトがこの番組にはもう少し欲しい。

番組制作側から

  • こういう見方やこういう視点もあるんですと提示し、ニュースを理解する際の手助け、ツールである事を意識している。

  • キャスター辛坊治郎ではなく、パーソナリティ辛坊治郎としての課題を頂けたと思う。