〔出席委員〕 西川 秀昭 委員 |
〔当社側出席者〕 岩田 潤 代表取締役社長 八木原 明俊 プロデューサー |
第22回番組審議会 6月29日(月)開催
審議課題
『吹奏楽の時間』 4月5日(日)、4月12日(日) 午前6時45分~7時放送
委員の主な発言
〈番組の評価点〉
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おしゃべりと演奏というとてもシンプルな構成だが、ラジオの原点のようですごく好きな番組になった。
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吹奏楽を通じて、教育や生き方をテーマに色々な話をされるのは面白いし、良い番組だ。
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親しみやすく、音楽鑑賞の入口としての役割も果たしているのではないだろうか。吹奏楽というジャンルの魅力の一端に触れさせてもらえたのは面白い体験だった。
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吹奏楽の世界で非常に有名な丸谷明夫氏と、元アナウンサーの和沙哲郎氏の組み合わせが非常に良いと思う。吹奏楽への愛情があふれ、音楽の楽しみ、関わる人たちの人間味をよく伝えている。
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丸谷氏は「生徒の持っている可能性は無限やけど、それを引き出すのは難しい。のたうち回っていますわ」とおっしゃっていた。本心で向き合っているからこその言葉だ。
〈番組の課題〉
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吹奏楽そのものと、吹奏楽をする人の両面に焦点を当てているため、どっちつかずの感が少し残った。
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トークと音楽のバランスの再考をお願いしたい。「吹奏楽の時間」と冠されているにもかかわらず、音楽の比率がやや少ない印象を持った。
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トークに関して具体例が出てこず、理解がぼんやりするところがあった。
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吹奏楽の入り口に立っている、または、たまたまこの番組を聴いたリスナーが、もっと番組に興味を抱いてくれるような仕掛けが少し必要かもしれない。
番組制作側から
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トークで吹奏楽の魅力を引き出し、本当に素晴らしい演奏を聞いて頂く番組だ。
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10年続けてこられたというのは、それだけの想いと熱量があるからだと思う。