〔出席委員〕 西川 秀昭 委員 |
〔当社側出席者〕 岩田 潤 代表取締役社長 三浪 瞭 ディレクター |
第20回番組審議会 4月27日(月)開催
審議課題
『おめでとう!道上洋三とヒロ寺平です~新春super session』 1月1日(水) 午後3時~4時半放送
委員の主な発言
〈番組の評価点〉
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道上洋三氏とヒロ寺平氏の夢の対談を心から楽しんで聴いた。かつては同時間のメインを張るライバル関係にあった2人だけに、期待もこの上なかったが、その期待をはるかに上回る、濃厚な1時間半だった。
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二人がお互いをリスペクトしながら、会話を自然体で楽しんでいる姿が浮かんで来て、どんな分野でも、高いレベルまで到達した人の存在感とは、こういうものを言うのだと再認識した。
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「ラジオはヒューマン・メディアとして生き残るだろう。ただ腹黒い奴と思われたら、おしまいや。1ミリの信用の積み重ね。リスナーの信頼を失ってはいけない」というヒロ氏の発言は良かった。
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人生をよく知っている方同士が、お互いの選曲を通して語りあうという今回の歌合戦は、AMでの音楽番組のひとつの雛型になるのではないだろうか。
〈番組の課題〉
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ヒロ氏が番組引退してから新年特番まで少し時間が空いた感は否めず、新鮮味は少し無かったかもしれない。
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二人任せの企画で、道上氏がヒロ氏よろしく選曲し一人DJに挑戦するなど、何か新しいアプローチができなかったのか。
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番組中にアシスタントの野村朋未氏の居場所が、歌合戦の進行役以外になく気の毒だった。
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音楽が10曲以上選曲されているのに、1曲もちゃんと聴かせて頂けなかった。曲の時間を作るということはとても大切だ。
番組制作側から
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番組内でも話の出た第2弾だが、お二人的にもやりたいということだったので企画していきたい。
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コロナ禍の今、ラジオが“ヒューマン・メディアである”という発言に背筋が伸びる思いだ。また、“1年に1ミリの信用”ということを今ほどラジオが問われ、期待されているタイミングもないのではないか。
今回は新型コロナウィルス感染防止のため、影山委員長はウェブ会議システムで出席、他の委員は書面で意見を述べる形で審議いたしました。
以上