第17回番組審議会 11月25日(月)開催

〔出席委員〕
影山 貴彦 委員、土谷 多恵子 委員
本渡 章 委員、二村 知子 委員

西川 秀昭 委員  

〔当社側出席者〕

岩田 潤  代表取締役社長
岩城 正良 取締役 兼 事務局長
嶋田 一弥 編成統括本部長 

三浪 瞭 ディレクター

 

※朝日放送テレビ事務局

星 信幸  事務局長

審議課題

『霜降り明星のだましうち!』 9月21日(土)  25時30分~26時30分放送

 

 

委員の主な発言

〈番組の評価点〉        

  • 「M-1グランプリ2018」での優勝前から霜降り明星を起用しており、スタッフの先見の明に脱帽した。 

  • 深夜放送らしく、コアな漫才ファンをリスナーに想定したイキのいい番組だ。

  • 人気のある二人が自分たちの感性や思いを発言していると感じた。好き嫌いはあると思うが、こういうラジオ番組があっても良い。

  • リスナー参加型になっており、お便りに対するコメントも彼らの考え方や個性が、良いも悪いも含めて出ている点は共感できるところが多かった。

  • コーナー「リ・ア・ル!フードファイト!!!」では1つ1つのネタに笑いがあり、紹介の仕方が凝っていて面白く伝わってくるものがあった。

  • このコーナーはバカバカしくていい。ラジオ独特の世界観が具現化されている。 

  • このコーナーの7つあったリスナー投稿はどれもかなり考えた跡があり、他の番組の投稿コーナーと比べても粒が揃って、まさに“リスナーの本気度”を感じた。

〈番組の課題〉 

  • 番組の前半は、なかなか話の内容が頭に入ってこず、聞きづらい感じだった。

  • リスナーを選ぶ番組ではあるが、少なくとも最初の数分間はもう少し間口を広くした方がよくないだろうか。

  • 全く知らない人の名前が出てきて、どう聞けばいいのか分からなかった。

  • 個性的な二人がこれからの方向性や「オールナイトニッポン」との明確な差別化について制作側との意思統一が重要と考える。  

  • テレビや舞台とは違う、ラジオならではの二人をどんどんと構築して欲しい。かつて「ハガキ職人」と言われた熱き・クオリティ高きリスナーを番組を通じて育てて欲しい。

番組制作側から

  • 2年前に日曜スペシャルという30分の実験枠からスタートした。リスナー層は一番多いのが20代で、クスッと笑える和やかな番組作りを目指している。

  • ラジオを全く聞いてこなかった二人なので、リスナーとの距離感・関係性については数年後に成長してくれるのを楽しみにしている。

  • タイムテーブルで、多くの人に聞いてもらえるか?という事を大事にすると同時に、リスナー層は狭いかもしれないが深く刺さる番組をどれだけ作れるかも重要だ。

     

以上