第11回番組審議会 4月22日(月)開催

〔出席委員〕
影山 貴彦 委員、土谷 多恵子 委員
本渡 章 委員、二村 知子 委員

西川 秀昭 委員  

〔当社側出席者〕

勝山 倫也 代表取締役社長
岩城 正良 取締役 兼 事務局長
嶋田 一弥 編成統括本部長 

井上 泰寿 プロデューサー

 

※朝日放送テレビ事務局

安田 武史 事務局

北本 恭代 事務局員

審議課題

『朝も早よから芦沢誠です』 4月3日(水)午前4時50分~6時半放送

『朝も早よから桂紗綾です』 4月5日(金)午前4時50分~6時半放送

 

委員の主な発言

〈番組の評価点〉 

 

  • タイトルも統一性があって、2番組あわせて平日の早朝の生活リズムに溶け込みつつも変化をつけた構成になっている。

  • 前任・中原さんのニュースを中心にしたほっこり気分もある番組進行を踏襲しながらも、各パーソナリティの個性の違いが番組の味の違いとして自然ににじみ出ている。

  • 色々な新聞のニュ-スをトピックで紹介しているので、とても良いと思った。特に、今回は子どもたちの安全面で良い情報を発信していた。

  • 聞き始める時間がリスナーによって違うので、30分毎の適時のニュースも必要だと思う。

  • 昭和世代の芦沢アナウンサーには年配層に共感する方が多いだろう。番組が引き継いだ固定リスナーを大事にする姿勢とベテランアナウンサーの持ち味がうまくマッチしている。

  • リスナーからのメッセージへの対応と共感についても良いと感じた。

  • 桂アナウンサーには飾り気の無い話し方や関西人には違和感の無いイントネーション、また主婦目線からの感情移入などがある。非常に親しみを持って聞くことができた。

  • 演芸ネタのコーナーをこの時間帯で聞けるのは新鮮に感じる。

 

〈番組の課題〉 

  • ニュースのネタに主要新聞各紙が使われているが、地方紙など小さなメディアのニュース源を一部にでも取り入れることは考えられないだろうか。

  • 音楽、ジングル、メールなどをうまく取り入れて、メリハリのある構成やチェンジ・オブ・ペースが必要なのではないか?ニュースに対するコメントもコンパクトにする方がいい。また、リスナーのメールを大事にして、もっと沢山取り上げたらいいと思う。

  • 天気予報などの時もう少し季節の歳時記的なものを取り入れたらもっとよくなると思う。

番組制作側から

  • 番組コンセプトは朝5時でも活動的に生活している人のためにニュース・情報をお届けすること。

  • 芦沢アナにはキャリアを活かし難しいニュースを噛み砕くこと、桂アナには30代の仕事を持つ女性の観点で話すことを伝えている。

  • 編成部としてお願いしているのは30分ごとのブロックを3つ作って、なるべくリズム良く、クロックラジオ的な番組にすること。

  • 月~木曜日と金曜日の独立した番組という改編を行ったが、パーソナリティそれぞれが余裕を持つことができ、話の幅が広がって良かった。リスナーの生活習慣を考えると月~金で同一パーソナリティが良いという考え方もあるだろうが、色々なやり方に挑戦していき、委員会の方々のご意見も交えながら検討していきたい。

                  

以上