第9回番組審議会 2月25日(月)開催
〔出席委員〕 小西 雅之 委員 |
〔当社側出席者〕 勝山 倫也 代表取締役社長 上ノ薗 公秀 プロデューサー
※朝日放送テレビ事務局 矢島 大介 事務局長 石原 康男 事務局員、北本 恭代 事務局員 |
審議課題
『ラジオパーソナリティ帝王への道 兵動大樹の十番勝負!その4』
1月2日(水)午後2時~2時55分放送
委員の主な発言
〈番組の評価点〉
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番組は明るくテンポよく進んだ。
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ふだんは聞けないラジオパーソナリティの心得を聞き出そうという主旨が十二分に伝わる熱いトークだった。
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初めてラジオでの兵動大樹さんのトークを聞いた。笑福亭鶴光さんのマシンガントークをしっかり受け止め、上手にインタビューの流れをリード・コントロールしていた。合間への入り方もグッドだった。
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鶴光さんのお話、大変興味深く聴き、面白かった。
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鶴光さんのリスナーの心を掴むテクニックやスキル、或いはご自分なりの哲学を持っておられる点に感心させられた。極めてクレバーな方ではないかと気がついた。
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エロ話をしていても、決して下劣になりすぎない鶴光さんの話術。今のパーソナリティは見倣うべき点が多かったはずだ。
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「“下町ロケット”的な魅力がラジオ」。いい言葉だ。金言が溢れていた番組だった。
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その時をリアルに付き合えるラジオ・パーソナリティは面白かったら、違う世代もついてくる。若い人には背伸びさせ、年配にはエネルギーを与えることができるラジオを目指すことの大切さを感じた。
〈番組の課題〉
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今回で4回目だったが番組冒頭で3回目までのことを振り返ってほしかった。そして、今まで出演してくれたレジェンドたちから兵動さんが学んだことをどのように実践したのかの話がほしかった。
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鶴光さんの言うことに対してもう少し、兵動さんの自己主張があれば良かったかも知れない。
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話の中には時代錯誤な内容もあり気になった。
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ラジオにはお洒落で誰もが安心して聴ける上質な笑いを提供してほしい。
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芸能界のあり方や番組制作において、昔の考え方と今の考え方がせめぎあい、大きな変化が起きつつある時代だろう。個々の番組の検討だけでなく、ABCラジオ全体の番組編成の中で考えていかなければならない。
番組制作側から
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打ち合わせの段階で、兵動さんには自分の話はしなくて良いと指示した。
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面白いもの、役にたつものを提供したいと考えている私達の良い材料になった。
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次の世代にバトンタッチする環境の変化がこの10年20年で大きくなっている。変わらないといけないもの、変えてはいけないものに対し常に悩みながら前に進めたらと思う。
以上