第7回番組審議会 11月26日(月)開催

〔出席委員〕
影山 貴彦 委員、白井 文 委員
土谷 多恵子 委員、本渡 章 委員

〔当社側出席者〕

勝山 倫也 代表取締役社長、
岩城 正良 取締役 兼 事務局長、
嶋田 一弥 編成統括本部長 

井上隆平プロデューサー

 

※朝日放送テレビ事務局

石原 康男 事務局員、北本 恭代 事務局員

審議課題

『伊藤史隆のラジオノオト』

      10月18日(木)午後6~9時放送

 

委員の主な発言

〈番組の評価点〉

  • 「普通の人が普通に聞ける番組をめざす」「聞いて心地よく、今日こんなことがあったと素直に腑に落ちる、そんな番組をつくりたい」という番組中で繰り返されるメッセージそのまままの番組で、とても完成度が高い。

  • 伊藤史隆アナウンサーとパートナーの小林祐梨子さんの息の合ったトークで3時間を長くは感じなかった。

  • 自己主張は控えめに、他の出演者の良さを引き出す伊藤アナのニュートラルなスタンスは番組の大きな持ち味になっている。

  • 小林さんの「子供食堂レポート」はその取材方法や独自の視点が素晴らしい。人柄がうかがえる。

  • 阪神タイガースの矢野耀大新監督就任会見の直後に、単独でこれだけのインタビュー収録をしたのは素晴らしく、聴きごたえもあった。

  • 「東北・みやぎ復興マラソン」のプロデユ―サーのレポートは臨場感がありとても良かった。

  • この直後に、そのままの流れで気仙沼出身の歌手・畠山美由紀さんの朗読と音楽に続けたのは秀逸。

  • ラジオはしゃべりで成り立つメディアだが、しゃべらないことで生まれる効果もある」ことを感じた。

 

〈番組の課題〉   

  • 生放送の3時間であるにも関らず、録音の部分が長い。

  • 復興マラソンレポートについてスタジオでフォローする際、プロデューサーがスタジオに出演してしゃべった方が良かった。

  • abcラジオの3時間単位の編成に少し疑問を持っている。長すぎて疲れる。

 

番組制作側から

  • 伊藤アナの名前をタイムテーブルに載せたいという編成の強い思いから始まった番組。

  • 聞き手がどう捉えるのかという事をもう少し意識していきたい。

  • 11月からはエンディング直前に「教えて!あしたの朝刊読みどころ!!」というコーナーを設け、完成度の高いものとなっている。 

  • 番組のタイトルは”ラジオの音”と”ラジオノート”をかけ合わせている。音でいうと沈黙のバランスが非常によく出来た構成になっていると思う。

以上