朝日放送グループホールディングスは、大阪の魅力ある建築を一斉に公開する日本最大の建築イベント「生きた建築ミュージアム フェスティバル 大阪(イケフェス大阪)2022」に参加し、10月29日(土)、ABC本社ビルを見学するガイドツアー「隈研吾デザインの放送局を訪ねて」を実施しました。

ABCの本社ビルは、複数の「屋上緑化」によるヒートアイランド対策を施した環境に優しい建物とされ、また、再生木材を使用した遮熱効果の高い千鳥格子のルーバーなど隈研吾氏らしいデザインが年々注目されています。

今回のガイドツアーは、コロナ感染症の影響で3年ぶりのリアル見学会となり、京阪神および東京からも計29人の建築ファンが参加しました(事務局の事前抽選)。外観や玄関ロビーや食堂などの主に隈研吾デザインの部分、また放送設備やTVスタジオ、そして従業員もなかなか見ることのない地階の免震施設などを約90分間にわたり見学しました。

参加者は、名建築家デザインの外観や放送スタジオなどを熱心に見て記念撮影をするなど、秋の見学会を楽しんでいました。

【生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪について】
生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス大阪)は、毎年秋の週末に、大阪の魅力ある建築を一斉に無料で公開する日本最大級の建築イベントです。長いときを刻んだ歴史的な建築から、斬新なデザインの現代建築まで、また建築家の名作から、昭和の雰囲気を色濃く残す街場の喫茶店まで、大阪という都市の魅力を様々に物語る「生きた建築」が、一斉に市民に公開されています。
2014年に始まり、2019年には150件以上の建築が公開され、延べ5万人を超える方が参加する日本最大級の建築イベントとなり、ABC本社ビルをはじめ「生きた建築」の素晴らしさとそれを支える人の存在に触れ、大阪という都市の魅力と豊かさを感じ取ってもらうものです。