朝日放送グループホールディングス(株)は、7月21日(金)、大阪市福島区の「ほたるまち広場」で、夏恒例のイベント「中之島ウエスト 打ち水プロジェクト」を実施し、参加者にヒートアイランド現象の緩和などを呼びかけました。

この打ち水イベントは、朝日放送グループホールディングス(株)などが加盟する「中之島ウエスト・エリアプロモーション連絡会」が主催して、2013年度より、ヒートアイランド現象の緩和と中之島ウエストエリアにお越しになる方々へ「おもてなし」の意味を込め、当連絡会企業と地元住民が一体となり取り組んでいるものです。毎年夏が本格化するこの時期に行っており、コロナで3年ぶりとなった昨年に続いて9回目の開催となりました。

会場は、ABCのある「ほたるまち広場」をはじめ、淀屋橋odona会場、中之島ダイビル/中之島三井ビルディング会場、中之島フェスティバルタワー/中之島フェスティバルタワー・ウエスト会場で、同日に開かれました。

「ほたるまち会場」では、ABCテレビの塚本麻里衣アナウンサーが、「中ノ島、涼しくなぁれ」の掛け声をかけると、参加者は「そぉ~れ!」と声を揃え、一斉に柄杓を手に何度も打ち水を行いました。

効果実証のため打ち水前に計測した床面温度は39.6℃でしたが、打ち水後に再度計測するとおよそ3.6度も下がり、参加者は、打ち水の効果を改めて確認するとともに、しばしの夏の涼をとっていました。

 

なお、この打ち水に使用した水は、河川からくみ上げた水と生活雑用水として使用されている高度処理水の2種類。とくに河川水を使用した打ち水の取り組みは国内でも珍しく、自然災害が多発する昨今、緊急時の河川水の利用なども視野に入れた取り組みとなっています。

朝日放送グループホールディングス(株)は、今後も近隣の皆さまとともに心地よい中之島の街づくりに協力しながら、気候変動対策など地球環境と人の営みを大切にし、地域の方々の命と暮らしを守る企業グループを目指して参ります。