当社は、2025年3月に「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025」を主催し、放送や配信を通じて駅伝大会の様子を広く発信しました。
大阪・関西万博の盛り上げと、スポーツを通じて人々の夢や未来への想いをつなぐことをめざして開催され、1970年の大阪万博の開催地と、2025年の大阪・関西万博の会場・夢洲を結ぶ全長約55kmのコースを、実業団チームや大学生チームのランナーたちがタスキをつなぎながら駆け抜けました。
本大会では、気候変動への対応として脱炭素と資源の有効活用を大会運営に組み込み、環境配慮を前提とした取り組みを推進しました。
大会運営におけるCO₂排出削減とカーボンオフセットの実施
大会運営に伴いエネルギーの直接利用によって発生したCO₂排出量は、放送、輸送、資材などを含めて約47t-CO₂と算定しました。
大会中に使用する車両に燃料電池車や電動バスなど、走行時にCO₂を排出しない車両を活用するなど、排出抑制に取り組みました。また、当社グループのスタジオや送信所では、日常的に実質再生可能エネルギー由来の電力を使用しており、本大会においても活用しました。
これらの取り組みに加え、算定した47t-CO₂相当について、J-クレジットを関西地域の森林関連プロジェクトから購入し、カーボンオフセットを実施しました。
環境配慮の主な取り組み

環境配慮の取り組みとカーボンオフセットの実施について
資源の有効活用と参加型の環境意識向上

走りながらごみを拾うプロギング
資源循環への配慮として、ガイドラインなどのペーパーレス化を推進するとともに、来場者が分別できるごみステーションの設置や、大会で使用した横断幕を希望団体へ譲渡し、廃棄物の発生抑制に努めました。
大会前には、走りながらごみを拾う「プロギング」など、市民参加型の活動も実施し、スポーツと環境行動を組み合わせる取り組みにより、楽しみながら行動するきっかけを提供しました。
さらに、大会ボランティア向けに、環境配慮行動に関する事前レクチャーを実施し、サステナビリティに関する取り組みに対する理解促進を図るなど、当社グループの環境への責任ある姿勢を示すとともに、地域や視聴者とともに取り組みを実現しました。
地球環境や生物多様性を守る情報発信
地球温暖化や気候変動、生物多様性の喪失など、環境をめぐる課題は深刻さを増し、地球の未来を守るために、私たちにできることを考え、行動することがますます大切になっています。
当社グループは、報道情報番組やイベントなどを通じて、日々の暮らしの中で、地球環境に目を向けるきっかけを伝え続けてきました。
社会の変化や地域の声に耳を傾けながら、次世代へ健やかな地球を引き継ぐため、視聴者・リスナー・生活者の皆さまとともに、環境課題の解決に引き続き取り組んでいきます。
【参考】
- サプライチェーン排出量算定の考え方(環境省)
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/files/tools/supply_chain_201711_all.pdf
- 環境省グリーン・バリューチェーンプラットフォーム
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/estimate_05.html
- 電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)-R5年度実績- R7.3.18 環境省・経済産業省公表
https://policies.env.go.jp/earth/ghg-santeikohyo/files/calc/r07_denki_coefficient_rev.pdf
- 国交省:自動車燃費一覧(令和6年3月)
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr10_000056.html
- 国交省:運輸部門における二酸化炭素排出量
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_tk_000007.html